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古典の授業を中高教育で必要なのか

中学校や高校の国語のカリキュラムで、古典という科目があります。古典はさらに古文と漢文に分かれ、古い時代の文学を勉強するということです。多くの人は古典を中高教育において必要があるのかどうか疑問に思っている人が多いです。確かに、大人になって古典が必要な人というのは、国文学者になる人以外でいない可能性が高いです。古典の研究者になる人以外では必要になるケースは確かに少ないでしょう。しかし、大学受験において国語の試験は現代文だけでなく古典が必要なことが多いです。漢文が要らないケースがあるとはいっても、古文は必要になることがあります。それは文学部の試験だけでなく、その他の文系学部や理系学部でも同様に古典が課されることがあります。正直言うと、古典を学ぶだけのモチベーションがそれほどありませんので、無駄なのではないかと思いがちです。しかし、学校教育の一環で勉強してみると面白いところもありますので、大学受験のためであっても楽しんでやれば教養がつくという利点があります。

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